ピッキング作業は楽な仕事?思わぬ落とし穴きつい側面とは

ピッキング作業には特別な知識やスキルは必要ありませんので、未経験でもチャレンジしやすい仕事です。仕事内容はすぐに覚えられるものがほとんどです。
しかし、最初から「誰でもできる、楽な作業」とばかり考えていると、思わぬ落とし穴も。ピッキング作業にも、きつい側面はあります。ここではどんなところがきつい作業と感じられるのか、詳しく見ていきます。
目次
ピッキング作業とは?
ピッキング作業は、倉庫などで指示された物をピックアップする仕事です。ピッキングには2種類の方法があります。指示された商品をピックアップする作業であることに変わりはありませんが、ピッキング方法により、きついと感じる作業の内容も変わってきます。
1.「摘み取り」方式
倉庫内を回り指示された商品をピックアップします。
2.「種まき」方式
ベルトコンベアで運ばれてくる商品を、指示に従ってピックアップします。
ピッキング作業のきつい側面とは?
具体的に、どのようなところがきついと感じる側面なのか、詳しく見てきましょう。
商品の場所を覚えるのがきつい
「摘み取り」方式のピッキング作業の場合、カゴやカートを使って指示された商品・製品をピックアップしていきます。商品の場所を把握していれば、無駄な体力を使わずに、作業時間も短縮できます。
しかし、倉庫が広い・構造が複雑など、商品の場所を覚えるのに時間がかかる場合は、慣れるまできついと感じる側面があると言っていいでしょう。また、商品の配置場所が変更された時には、柔軟に対応しなければなりません。
冷凍庫内でのピッキング作業は寒さがきつい
「摘み取り」方式のピッキング作業の場合、冷凍庫内でピッキングを行なうことがあります。
防寒着を支給されるケースがほとんどですが、長い時間冷凍庫内で作業すれば、確実に体温が奪われます。寒さにより体力を消耗しますので、ピッキング作業に必要な集中力が欠けがちに。作業環境によってきついと感じることがあります。
同じ作業を繰り返すため集中し続けるのがきつい
「種まき」方式のピッキング作業の場合、ベルトコンベアから商品をピックアップする作業を繰り返します。
同じ作業を何時間も続けることになりますので、集中力が途切れることも。早く終わらせたいばかりに間違った商品をピックアップするようなことがあれば、作業に対して支障がでる場合があります。同じ作業が続く中、集中力の持続を求められる点は、きついと感じるかもしれません。
ピッキング作業に付随している「荷下ろし」がきつい
ピッキング作業には「検品」「梱包」「出荷作業」が伴うことがあります。
中でも「荷下ろし」が業務に含まれている場合、夏場や暑いコンテナ内での荷下ろしは体力も奪われ、きつい作業となります。また、瓶類など重量感のある荷物を荷下ろしする際は、腕力が必要とされるのできついと感じる側面もあるでしょう。
ピッキング作業の「きつい側面」のまとめ
ピッキング作業は、作業自体は難しくはないものの、慣れるまでの苦労やピッキングする環境・付随業務などにより、きつい側面があります。
ピッキング作業に応募する際は、ピッキングのきつい一面についても認識しておきましょう。
