バイトは何歳からできる?法律上の年齢制限15歳の解説と職種ごとの違い

そろそろバイトを始めたいと思っても、そもそもバイトは何歳からできるの?という点は気になるところですよね。特に、10代の学生の場合は、年齢が原因でバイトに応募することもできないことがあります。
そこで、今回はバイトは何歳からできるのかをご紹介。職種ごとの違いについても見ていきましょう。
バイトは何歳からはじめることができるのか
「バイトは何歳からできるのか」について、結論から言いますと、15歳になって初めての3月31日を過ぎてからです。
中学校を卒業すればバイトができるようになる!と考える方もいますが、実際は上記のようにルールがあります。そのため、中学を卒業しても3月31日を過ぎないと、バイトができないのです。
また、仮に15歳になって初の3月31日を過ぎても、時間帯によっては働けません。例えば、深夜や早朝などは、法律により18歳未満は働いてはいけないことになっています。
そのため、18歳未満の場合は、主に日中しかバイトができません。
ちなみに、15歳になって初の3月31日を超えていて、バイト先の勤務時間が日中であったとしても、通学している学校の規則に「バイト禁止」などのルールがあれば、働いてはいけません。
学校のルールを無視してバイトしてしまうと、「停学」「面談」などの罰則を受ける可能性があります。学生の場合は、学校のルールを確認したうえで、バイトを検討してみてください。
バイトの職種ごとに働ける年齢は異なる
一口に「バイト」といっても職種によって働ける年齢が異なります。
ここからは、バイトの職種ごとの「働ける年齢」をご紹介します。
居酒屋
居酒屋のバイトは、15歳になって初めての3月31日を過ぎてからであれば働くことができます。
主に、居酒屋はお酒を提供する場ですので、未成年は働いてはいけないイメージがありますが、決してそんなことはありません。
しかし、前項でも触れたとおり18歳未満は深夜の勤務ができないため注意が必要です。18歳未満の場合は、22時までの勤務となることを頭に入れておきましょう。
パチンコ店
パチンコ店のバイトは18歳かつ高校卒業後(3月31日以降)の方ができます。
一般的なバイトとは異なり、パチンコ店は18歳未満では働くことができません。これは「風俗営業法」によって定められているルールであり、そもそも18歳未満はパチンコ店への出入りが認められていないのです。お客さんとしてだけではなく、バイトとしてであっても18歳未満はパチンコ店に入ってはいけないこととなっていますので、高校生では働けません。
新聞配達
新聞配達のバイトは、特例が認められる業種であり、理由があれば15歳未満でも働くことができます。
例えば、「保護者が何らかの理由で働けない」「収入が少なく困窮している」などの場合は、労働基準監督者や親、通学している学校の校長などの許可があれば、15歳未満でも働けるのです。
しかし、15歳未満が新聞配達をする場合、時給はほぼ最低賃金と同額であることが多く、収入が低い傾向にあります。
バイトは何歳からできるのかを理解しよう
バイトを始めたい!と考えているのであれば、まずは「何歳から働けるのか」を理解しておくことが大切です。
自分の年齢と照らし合わせたり、業種別の働ける年齢をチェックしたりして、自分の年齢に合うバイトを探さなければなりません。
現在、バイトをしたいな、と考えている方は、今回ご紹介した内容を参考にしてみてくださいね。
